人間が持って生まれた五つ感覚には
「触覚・聴覚・味覚・嗅覚・視覚」があります。
この五感は発達のある程度の順番があり
(ある程度というのは環境や状況、人の個体差があり絶対的ではないと思うので)
胎児時、生体的に
まずは「触覚」が妊娠7週頃に発達すると言われています。
胎芽期に口が形成される辺りを刺激すると、胎児が顔をそらす動きを見せるという実験結果あり。
続いて「味覚」
妊娠8週頃に形成され15週頃にはほぼ完成します。
羊水を甘くして胎児が飲む量を調べる実験が行われ実際に胎児の飲む量が増えたということが明らかにされています。
赤ちゃんは羊水を吸い込んでおしっことして排出するので羊水を循環して成長している。
命の水なので、意図的に甘くして実験するというのも疑問なのですが。。。(;^_^A
続いて「聴覚」
妊娠5ヶ月頃には、母親の声に反応して胎児が手足を動かす様子を確認することができます。
音を波動として感じているかもしてませんね。
「視覚」
妊娠6ヶ月頃には、胎児が目を開けたり閉じたりする様子を確認できるが子宮内で過ごす胎児期においては、
視覚によって情報を得ることがあまり必要でないので「見えている」というよりは目が「動く」ということかもしれませんね。
「嗅覚」
胎児時の嗅覚はどう使われているかわかりませんが、生まれてからほとんどの新生児は、母親の母乳を染み込ませたガーゼの方を向く
ので既に感覚が発達してると思います。
現に鼻が詰まっていたり、鼻をつまんで香りを遮断すると味がわからなくなるので味覚を嗅覚はセットで動くと思います。
触覚>味覚(嗅覚)>聴覚>嗅覚>視覚
のような図ですかね。
反対に老化していくのは
視覚>聴覚>嗅覚>味覚>触覚
個人差はあるものの確かに老眼から始まり。。。(;’∀’)
面白いのは感覚の形成が早いものが衰えていくとそれ以後のものも衰えやすくなること
ということは「触覚」を味わうことをするといいということですね!
普段五感を意識してフルに使って過ごしている方は少ないと思いますが
ご飯を食べるときでも、器や食べ物を目で味わい、舌で味わい、食べ物の形状(コリコリ、もちもちなど)を感じ
美味しい香りを味わい、BGMにかける音楽や、食べ物、会話の音を味わうことができますね。
マッサージはダイレクトに触覚を味わうことができます。
また、タオルやベッドに横になっている感覚、アロマの香り、BGM、うとうとして夢を見る(視覚!(笑))、ハーブティを味わうこともできます。
生活の中で五感を意識すると、それまでとは違った生活が味わえるのではないかと思います